数年前に・・・各方面から多数の惜しむ声を受けながら・・・生産を終了した「フローレンスカッタウェイ」（通称「トンガリ・カッイタウェイ」）の「Cモデル」。ラリビー社の代表的なボディデザインとして人気を独走しておりました。ルシアーとしてのキャリアをガットギター製作よりスタートさせて「ジーン・ラリビー」氏はこの「C」モデルのデザインで世界的に名を轟かせたのです。近年、ラリビーは高級モデルの生産を長年工房を構えていたカナダ・バンクーバーからアメリカ・カリフォルニアに移設しました。その工房移転の際からやはりラリビーサウンドが変化してきたように思います。太めのジャンボフレット、若干幅広・薄めに仕上げられた1ピースネック、とにかくクリアーが持ち味であったラリビーサウンドに新しいスパイスが足されたようです。低音弦側に甘さが加わり若干、ブルージィにシフトした生まれ変わった「C」モデル。ラリビーの伝統と新機軸が見事に融合したギターです。上品に纏められたセンスも流石ですね。トップ：カナディアンシッカスプルースサイド・バック：インディアンローズウッド指板＆ブリッジ：エボニーヘッド装飾：スターリングシルバー＆マザーオブパール糸巻き：シャーラー製ラリビーの代表的な独創デザイン「フローレンタイン・カッタウェイ」Cモデルが復活！